「ふるさと講座」は年間を通じて、ふるさとに潜在する地域資源について知りたい、学びたい市民らを対象に開催している教養講座。
中央公民館では平成元年から継続して実施している講座であり、今年度は文芸・自然・歴史・民俗の4分野をテーマに全10回開催します。
今回は講師に理学博士で磯野克己神戸大学名誉教授をお迎えして「生物の生き続ける仕組み」をテーマに開催、市民ら43名の皆さんに参加していただきました。
講演中の磯野教授 |
会場の様子 |
講座概要
(生命の根幹を支える仕組みについて)
細胞の中に細胞核があり、細胞核の中には染色体が存在する。「生物が生きていくこと」は染色体に含まれるDNAが自分自身をコピーして分裂することに依っている。
(生物の性質を決める遺伝子の塩基配列について)
生物の性質(たんぱく質の性質)を決めるアミノ酸のならびは塩基配列(塩基のならび)により定められる。
(遺伝的組換えについて)
自分持つDNAのほか、外来のDNAを自分の細菌に人工的に取り組ませる遺伝的組換えについて解説した。
第3回ふるさと講座のご案内
日時: 7月22日(日) 13:30~
演題: 「青木繁の生涯と芸術―《海の幸》を中心に―」
講師: 福岡大学人文学部 教授 植野 健造 氏
会場: 館山市コミュニティセンター 第2集会室(定員100名)
※受講料:無料
※当日、会場にて受付することも可能ですので、是非お越しください。
※問い合わせ:中央公民館 0470-23-3111