2012年6月16日

生き物ハカセ『ゲッチョ先生』講演会!【開催報告】

6/10(日)コミュニティセンターを会場に館山市出身の生き物ハカセ『ゲッチョ先生』こと、盛口満先生をお招きし、千葉の魅力再発見講演会(県民の日安房地域実行委員会共催事業)を開催しました。
盛口先生は、現在、沖縄大学の准教授、理科教育担当教員としてお勤めの傍ら、フリーライターとして、またイラストレーターとしてたくさんの著書を出版されるなど幅広く活躍されています。
講演に先立ち、全国の小学校などでの講演活動も行われていることから、金丸謙一館山市長より11人目となる『館山ふるさと大使』に委嘱をさせていただき、館山市のPRについてご協力のお願いをさせていただきました。
館山ふるさと大使については館山市HPを参照!
盛口満先生(左側)と金丸謙一館山市長
盛口先生の専門は生物学。小学生の頃は貝がら集めに夢中になり、学生時代は植物生態学、教員になってからは動物の骨格標本作りや冬虫夏草という菌類、海岸に漂着する種子、どんぐりや昆虫(中でもゴキブリ)、コケ、野菜などを研究素材に取り上げられているそうです。
参考までに先生のお子さんは、ゴキブリは家で飼うものだと思っているそうです\(^▽^)/ニコッ♪
先生の書かれたイラストをご紹介! 

カマキリ(先生のあだ名の由来『カマゲッチョ』)

 

昔々からあまり姿も変えず生き残っている「ごきぶりちゃん」



冬虫夏草(菌類です)

兎に角、盛口先生の話は楽しかったですね!
気さくなお話しぶり、動物の骨や世界最大の種など普段なかなか見ることができない教材を見せていただきながら、笑いを交えた楽しいお話に約130名の参加者の皆さんも時間を忘れて聞き入ってしまいました!
講演の中で先生からプレゼント付のクイズも出題され、大人も子どもも夢中になってしまいました。本当に楽しい講演会でした。
先生にあやかってクイズ形式で写真を紹介します=^-^=うふっ♪
あえて正解は書きません。図書館に行くと先生の本がたくさんありますので、調べてみましょう (゚ペ)?
第1問 これは何の骨でしょうか?顔が長くて前歯が発達していますね!
1問目のヒント!先生が剥製を持ってきてくれました! 
この動物の気持ちになるためにどんぐり(茹でたもの)もみんなで食べてみたよ!

第2問 少し大きいけど前歯が発達しています。
ヒント:鋭い歯で木を削って川にダムを作って家作りをする動物だよ!
第3問 両方ともけん歯が発達しているけど違う動物です。

第4問 分かり易い!ノーヒントです。
第5問 これは馬の足の骨。では馬の足の指は何本かな?
盛口先生からは『動物の骨や実、種の形などからから、その動物がどんなもの食べているか、どのような生活しているか、どのようにして種(しゅ)を守っていこうとしているのか分かります。身近にいる生き物や植物などちょっと見方を変えるとすごく楽しく観察が出来ますよ』とアドバイスがありました。

あっという間の90分。参加された皆さんにいただいたアンケートには、
・私の通う学校に来て話しをしてください。
・先生のフィールドワークについていって現場で話しを聞いてみたい。
・フライドチキンの組み立て方を教わりたい
・毎年、先生の話しを聞くことができる企画を計画して欲しい。
などなど、先生の話しに魅了されたたくさんのメッセージをいただきました。

盛口先生、本当に楽しい講演会ありがとうございました。