館山市沼地区は、県指定天然記念物の「沼サンゴ層」、市指定天然記念物の「沼のびゃくしん」、市指定文化財ではありませんが「ヒカリモ」の発生地(※日本で初めてヒカリモが発見された千葉県富津市の群生地は「黄金井戸」と呼ばれ、国の天然記念物)といった天然記念物の宝庫で、いずれも歩いて散策できる近距離にあることが魅力です。
「沼サンゴ層」 約6,000年前に生息していたサンゴの化石 縄文海進のころ、生息していたサンゴが、その後の地殻の隆起によって、現在は陸地 となった場所で確認できます。 |
「沼のびゃくしん」 県内で最も大きな「ビャクシン」の木 「ビャクシン」はヒノキ科の植物で、宮城県以南の本州、 四国、九州の海岸地帯に自生しています。 |
「ヒカリモ」 日本各地の水のきれいな洞穴や、山陰などの池に生息する 藻類。群生して浮かぶと、光線を反射して水面が黄金色に輝く。 |
そのため、館山市ではウォーキングコースの設定をし、観光案内板の設置を行いました。
近年では、多くの観光客の皆さま、ハイカーの皆さまが訪れてくださり、本当に嬉しく、心からありがたいなぁ~と思っております。
でも、悲しいことなのですが、観光地につきものの「マナー」の問題も同時に発生し・・・。(よく話題にも上りますが、富士山のゴミ問題然り)
このような注意看板を設置しました⇓
日差しと秋の涼風が気持ちよい季節になりました。館山を訪れ、日々の喧騒を忘れて、館山の自然と文化を肌で感じる散策をしてみてはいかがですか!?
この時期の散策中は、道傍に真っ赤に咲く彼岸花を見ることもできますよ! |