2011年10月8日

館山市無形民俗文化財「古茂口獅子神楽(ししかぐら)」が奉納されました。




10月8日(土)、館山市豊房(とよふさ)地区の古茂口(こもぐち)にある日枝(ひえ)神社例祭で、館山市無形民俗文化財に指定されている「古茂口獅子神楽」が奉納されました。







「古茂口獅子神楽」は、昭和48年3月3日に館山市無形民俗文化財に指定され、1月15日の春祈祷(はるぎとう)と10月16日(現在は10月の第2土曜日)の日枝神社例祭に奉納されるものです。

2名の踊り手と、鼓(つづみ)・笛・太鼓・擦鐘(すりがね)のお囃子(はやし)に歌が加わって、


① 序の舞




② 幣束(へいそく)の舞





③ 剣の舞





④ くずしの舞





と演目が続きます。


かつては演目も多く、昭和30年代までは、青年団のなかで選ばれた演者が歌舞伎も同様にこなし、近隣を興行するほどでした。


かつて古茂口で演じられていた村歌舞伎の舞台

青年団の解散後は、保存会が結成され、古茂口の獅子神楽が伝承されています。


◆ 関連記事