昨日、県内に2つしかない多宝塔の一つが、ここ館山市の「那古寺」にあることをご紹介しましたが、ご覧になっていただけましたか!?(⇒那古寺多宝塔再建250周年記念行事-館山の歴史と文化に触れてみませんか!! )
元禄16(1703)年の元禄地震後の那古寺の復興は庶民の力によって成し遂げられ、「万人講」による小額の積み上げが、宝暦11年(1761)年の多宝塔再建につながりました。
今年、平成23(2011)年に再建後、250周年を迎えたことを記念し、10月30日(日)~11月6日(日)の午前8時30分から午後4時30分までの間、那古寺では「特別開帳」が行われています。
普段は見ることができない、多宝塔の内部にある木造宝塔を拝観することができますよ!!
この機会にぜひ、那古寺を訪れ、「芸術の秋」、「文化に触れる秋」を過ごしてみてはいかがでしょうか。館山には美味しい海のもの、山のものもありますので、「食欲の秋」も満喫しては!?
普段は見ることができない、多宝塔の内部にある木造宝塔を拝観することができますよ!!
この機会にぜひ、那古寺を訪れ、「芸術の秋」、「文化に触れる秋」を過ごしてみてはいかがでしょうか。館山には美味しい海のもの、山のものもありますので、「食欲の秋」も満喫しては!?
そして、本日(11月3日)には、再建250周年記念事業の一つ、地域の子ども達が参加しての「稚児行列」と多宝塔の再建に尽力した先人への感謝の意を込めた「記念法要」が行われました。
「稚児行列」とは、仏様にお仕えする童子、童女を稚児と呼び、仏様のご加護で良い子に育つように祈る習わしのことです。
「稚児行列」とは、仏様にお仕えする童子、童女を稚児と呼び、仏様のご加護で良い子に育つように祈る習わしのことです。
午前10時、本坊前に稚児装束を身につけた40名(小さな赤ちゃんから小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんまで)の可愛くも、凛々しいお稚児さんが集合。
記念撮影の後、本坊をスタートし、
那古寺周辺を周り、境内に続く坂道を登って、多宝塔、観音堂と練り歩きました。
記念撮影の後、本坊をスタートし、
那古寺周辺を周り、境内に続く坂道を登って、多宝塔、観音堂と練り歩きました。
稚児の衣裳は袴を着て、男の子は烏帽子(えぼし)、女の子は天冠(てんかん)を頭にかぶります。お化粧も特徴的で「位星(くらいぼし)」とよばれる丸を黒で額に入れ、鼻筋を白く塗ります。「位星」はその形から黒丸とも呼ばれるそうです。
「位星」は、眉の上にもうひとつの丸い眉が乗っている不思議な化粧法ですが、身分の高い貴族のお化粧でした。
「稚児行列」が終了すると、観音堂で、先人への感謝の意を込めた「記念法要」が行われました。
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